インターネット広告にはさまざまな種類があります。もしかすると、今打っている広告よりも自社の商品やサービスをアピールするのに適した広告があるかもしれません。そこで今回は、インターネット広告の種類とその効果などについてご紹介します。

リスティング広告

検索エンジンでキーワードを入力して検索したときに、そのキーワードに合わせて、検索結果ページに表示される広告です。主に検索結果ページの上部、もしくは右側に表示されます。検索キーワードに応じて広告が表示されるため、ターゲットに届きやすい広告といえます。

また、課金金額はキーワード設定時に自由に決められます。実際に費用が発生するのはユーザーにクリックされた場合のみなので、費用に対して効果が見えやすいという特徴もあります。

そして、広告が表示されるかどうか、表示される場所がどこになるかどうかは、設定金額によるオークション形式で決まります。リスティング広告は、キーワードと金額の設定が肝となる広告といえるでしょう。

バナー広告

サイトに設置されている広告枠を買い取り、バナーを掲載するタイプの広告で、インターネット広告の中でも比較的古くからある広告です。

ユーザー数やアクセス数が多いサイトのバナー広告は、それだけ人の目に触れる確率が高くなるため、知名度を高めたり、キャンペーンを打ったりするときなどに効果的です。

ただ、ほかのインターネット広告に比べて出稿料が比較的割高となっており、長期間同じ場所に広告を打つのは少々難しいでしょう。新たなキャンペーンを始めたとき、新商品を発売したときなどに利用するのが良いかもしれません。

メール広告

その名の通り、ターゲットに送信するメールに広告を付けるもので、自社で保有するリストを利用し、メール広告を送信することもあれば、メールリストを保有している企業に代行してもらうこともあります。

自社サイトの会員や自社の商品やサービスに興味のあることがわかっているユーザーにメール広告を送る場合は、ターゲットの購買意識が高いのである程度の効果は期待できます。ただ、届くだけでもうっとうしいと思うユーザーもおり、マイナスイメージを持たれるリスクがあります。

ソーシャルメディア広告

FacebookやTwitterといったSNS内に掲載できる広告のことです。SNSはユーザーに関する多くの情報を持っているので、ターゲットを絞って広告を表示させることが可能です。また、ユーザーが広告を拡散してくれる可能性があるのも特徴です。

動画広告

YouTubeやニコニコ動画など動画共有サービス内に掲載される広告です。広告用の動画を制作しなければならないという手間はありますが、音声と映像を使った広告は、商品やサービスの魅力を具体的に伝えることができます。

また、広告を流す時間の長さを選べたり、効果測定機能が充実していたりするのも魅力です。

今回紹介した広告の中でも、動画広告は近年大きな注目を集めています。視覚と聴覚に訴えることができるため、ユーザーの頭にのこりやすいことや効果測定をしやすいことなど、多くのメリットがあるからです。広告出稿をお考えの方は、ぜひ動画広告にチャレンジしてみてはどうでしょうか。