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eラーニング教材を制作する流れ

最終更新日:2024年8月2日

電子機器を駆使した学習および教育「eラーニング」は、教育現場や企業など、さまざまな場所で行われていますが、実際に独自のeラーニング教材を作るとなると、大変な時間と労力を必要とします。せっかく教材を作るのであれば、見応えがあって分かりやすいものを作りたいはずです。ただ、自分たちではなかなか難しい場合もあります。そういった場合、教材を制作する方法を熟知した専門業者へ制作を依頼するのもひとつの手です。今回は、教材を外注して制作する流れを詳しく解説していきます。

依頼から見積もりまでの流れ

以下、eラーニング教材を外注する際のフローを説明します。

1.教材の内容を決める

まずは、「誰に」、「なにを伝えたいのか」を明確にすることが大切です。作成するeラーニング教材が新人社員向けのものなのか、それともベテラン社員向けのものなのか、対象者を絞り込むことでより効果的な教材に仕上げることができます。

2.収録時間を決める

教材1本あたりの収録時間を決めましょう。じっくりと時間をかけて学ぶ必要がある場合、短い時間で学ぶ必要がある場合など、ケースによって収録時間は異なります。その教材をどういった場面でどのように活用するのかを踏まえて収録時間を決めましょう。

3.資料、素材を集める

教材制作にあたって必要な資料や素材はどのように準備するのかを決めていきます。自社ですべてを準備する方法もあれば、外注先に相談する方法もあります。

4.見積もりを出してもらう

どういった教材にするか具体的なイメージができたら、見積もりを出してもらいます。

映像の制作をお願いする場合

eラーニング教材に使用する映像の制作を依頼する場合は、詳しい打ち合わせをする必要があります。例えば、講演会などの様子を撮影する場合には、固定カメラでの撮影なのか、カメラアングルを変えての撮影なのかなどを決めていきます。撮影方法によって、その教材の見やすさや魅力が大きく変わってきますから、プロのアドバイスを踏まえた上で決めていくと良いでしょう。撮影の日程や、編集したものを確認する期間、必要な予算なども事前にしっかり打ち合わせをしておくことが大切です。

また、撮影したものにナレーションや音楽などを付け加える場合には、その原稿や音楽素材の準備についても必ずどう制作していくかを決めておくようにしましょう。

納品までの流れ

教材を仕上げる前には必ずテストをします。実際に教材を使ってみることで、分かりにくい部分はないか、伝えたいことがすべて組み込まれているかなどを確認し、必要に応じて各種修正作業を行っていきます。

その後、教材の種類に応じてDVDやCD-ROMなどにプレス・パッケージして納品します。インターネット配信の場合にはURL、パスワード、IDの情報と仕様書や説明書もあわせて納品してもらいます。

良い教材を作るためには、「伝えたいことはなにか?」「誰に伝えたいのか?」ということを明確にしておくことが大切です。制作会社へ外注する前に、教材のコンセプトをできるだけはっきりさせておきましょう。

執筆者

japanlaim editorial

ジャパンライム株式会社編集室 映像制作に関するお役立ち情報を発信していきます。

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