- 映像制作お役立ちコラム
映像制作について
映像制作の手順
映像には、消費者の心にダイレクトに訴える力があります。商品やサービスのプロモーションを行いたい場合には、映像の持つ訴求力を利用しない手はありません。新商品のカメラのプロモーション映像を制作する場合を例にとって、映像制作の手順について簡単にみてみましょう。
自社商品の強みを把握して制作方針を決める
映像制作にとりかかる前に、まず、自社商品のどんなところが優れているのかをしっかり認識しておきましょう。映像制作の目的は、自社商品を買ってもらうことです。誰にどのような点をアピールしたいかを考えて、制作方針を決めます。
たとえば、新商品のカメラには、風景がきれいに撮れる、高性能なのにコンパクト、女性向けのおしゃれなデザイン、動画も撮影できるといった特徴があるとします。新商品の特徴から、映像のターゲットを20~30代の働く独身女性と決めたなら、若い女性にアピールする映像を制作することになります。
自社商品の強みを伝える映像を制作する
映像制作を依頼した場合には、まずは制作会社と打ち合わせをするところから始めます。映像制作の一般的な手順は以下のとおりです。
1.スタッフ決め
映像制作では、カメラマン、ディレクター、編集者などのスタッフがかかわることになります。同じ会社に依頼しても、どのスタッフが担当するかによって仕上がりも変わってくることがあります。映像作品の良し悪しは、ディレクターによって決まるといってもいいかもしれません。サンプル映像をみて「これと同じような映像が作りたい」と思うものがあれば、その映像を担当したディレクターを指名するのがおすすめです。
2.シナリオ制作
スタッフが決まったら、シナリオ作りに入ります。シナリオを作る前に、大まかな構成を決めます。構成の段階では、新商品のカメラそのものに焦点を当てて機能を説明する映像を入れた後に、実際にカメラを使っている人物の映像を入れるなどの流れを考えることになります。構成ができたら、それをもとに台本を作ります。台本では、撮影するシーンや演出、ナレーションなどを具体的に決めていきます。
3.撮影
シナリオができたら、撮影にとりかかります。屋内または屋外のロケーション撮影を行うか、スタジオでの撮影を行うことになります。新商品のカメラ本体についてはスタジオで撮影を行い、実際に使っているシーンは屋外でロケーション撮影を行うといったイメージです。
4.編集
台本に従って、撮影した映像をつないでいきます。最初に仮編集を行い、修正点を確認します。その後、本編集を行って映像を完成させます。
商品プロモーション映像の制作期間の目安
制作期間についてですが、たとえば商品プロモーション映像を映像制作会社に依頼した場合は、通常、打ち合わせから納品まで2~3ヶ月程度の制作期間がかかります。さらに、字幕をつける場合には、その分の作業時間が1週間程度追加でかかります。
費用をかけて映像を制作する以上、納得する内容のものに仕上がることが大事です。そのためには、制作会社との打ち合わせの時間をしっかりととることが大切です。信頼できる制作会社に依頼し、目的を達成できる映像に仕上げてもらいましょう。
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